ラジオのお話 祝!RCCラジオ(中国放送)開局70周年・・・私の思い出
10月1日は、地元広島の民放局・RCCラジオ(中国放送)の開局記念日です。1952年の開局なので、今年は70年だそうです。ラジオ少年で、今もラジオが大好きな私にとってRCCラジオは小さい頃から身近な存在です。番組名やどんな時に聴いていたかを思いつくままに少し綴ってみます。
物心がついた1970年代前半から、朝は我が家の食卓に置いてあったラジオからは「歌のない歌謡曲」「おはようラジオ」が流れていました。
私を保育園に連れて行く父のカーラジオからも「おはようラジオ」、そして全国ネットの「朝の歳時記」や「ロイジェームスのミスタースポーツ」が流れる頃に保育園に到着。
夕方前後、父が保育園に迎えに来て、社用車(軽トラック)の助手席に座るとカーラジオからは養命酒のテーマソングで始まる全国ネットの「円蔵の歌謡一直線」が流れていました。
夜は一家でラデツキー行進曲のオープニングとともに「RCCカープナイター」で一喜一憂(笑)。
小学生になるとナイター中継のあとはその流れで全国ネットの「夜のドラマハウス」、日曜日はこちらも全国ネットの「キューピーバックグラウンドミュージック」を聴きながら朝ごはんを食べ、家族でお出かけのカーラジオからは全国ネットの「全国歌謡ベストテン」が流れ、夕方「柏村武昭のサテライトNo.1」が始まると「ああ、休みが終わるなあ・・・」とちょっとだけ憂鬱な気持ちになりながらも柏村さんのDJに爆笑。
小学校高学年以降から中学生になるとさらに夜の番組にはまっていく中、中学2年生の時、広島エフエム放送(HFM)の開局により、私のラジオ好きはさらに拍車がかかることになります(HFMの思い出はまたあらためてにします)。中・高校生の深夜の時間帯で良く聴いていたのは、いずれもRCC制作で西田篤史さんDJの「あっちゃんの青春ING(アイエヌジー)」や広島フォーク村出身でのちに「猫」や「風」その後ソロでも音楽活動をされていた大久保一久さんDJの「クボやんのミュージックタウン」、そのあと全国ネットの「コッキーポップ」を聴き「オールナイトニッポン」へ。
他にも、定期試験で早く下校した時や祝日の午後に聴いていた「なんでもジョッキー」、新聞配達をしていた早朝や大学生の頃父の車を借りてアルバイト先に向かう夕方等に流れていた、ちょっとした情報やコラムの帯番組(ミニ番組)・・・BGM代わりにRCCラジオはよく聴いていました。
今ざっと思い出したどの番組もタイトルコールとともにテーマソングが脳内再生されます。
ラジオは聴いていただけでなく、録音もよくしていました。今でも1980年代から1990年代頃のRCCラジオの番組を録音したカセットテープが残っているので、デジタル音源化してまとまった時間(老後の楽しみ?)に聴こうかと思っています。
RCCには中学生頃からタイムテーブル(番組表)もよくもらいに行きました。正面玄関から入ってすぐに受付カウンターがあり、受付のお姉さんに「タイムテーブルを下さい」と伝えると、笑顔で渡して下さったこと、時たま受付のカウンターに置かれていたRCC制作番組のPRハガキもいただいたり・・・当時は放送局に入れるだけでワクワクしたものです。
そんなRCCラジオは今日、朝7時から夜11時まで開局70年特番を放送していました。家の中で用事をしながらポータブルラジオで、外出の途中のカーラジオで、ちょくちょく聴きました。特番中に懐かしい番組のテーマソングやその番組のアナウンサーやラジオDJのタイトルコール、果てはRCCのステーションジングルが流れると記憶がよみがえり自然に口ずさんだりしている自分がいました(笑)
自分の生活や人生の中にラジオはしっかりととけこんでいるんだなあ、と思った1日でした。
さて、来月16日、FM AKI WAVE JACKは開局37年を迎えます。RCCやHFM(ちなみにHFMは今年の12月5日に開局40年になります)と違って小さな小さなラジオ放送、そして途中長いブランクがありながらの37年ではありますが、スピリットは負けないように・・・これからも青少年センターでさまざまな情報をお届けしていきたいと思っています。もちろん"なごみ"も・・・。
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